いろいろな情報がわかるシャンパンラベル
お祝いとシャンパン
誕生日やその他の記念日、お祝いごとなどで、ワインやシャンパンを贈り物に贈ることがあるでしょう。ワインやシャンパンは中身の美味しさもさることながら、ボトルの色や形、ラベルのデザインなどもおしゃれで魅力的なものが多いですよね。
最近はオリジナルラベルを作ってオリジナルシャンパンを贈る、というサービスもあるようです。シャンパンとは、スパークリングワインの一種です。フランス北東部のシャンパーニュ地方で、特定の工法によって造られるスパークリングワインのみが「シャンパン」を名乗ることができます。
モエ・エ・シャンドンやドン・ペリニヨン、ペリエ・ジュエなどは日本国内でも比較的簡単に手に入る有名なシャンパンといえるでしょう。
シャンパンラベル
では、シャンパンのラベルにはどのようなことが記載されているのでしょうか。まず、ほとんどの人がチェックするのは「Champagne」の文字でしょう。ラベルの中でも、比較的目立つ位置にこの文字が書かれていることが多いです。これはもちろん原産地の呼称です。
ラベルにChampagne=シャンパーニュ、と書かれていれば、このお酒はシャンパーニュ地方のものだ、とわかります。スパークリングワインと見分けるために必ずチェックしたい部分です。そして「Champagne」の文字以上に大きく、目立って記載されているのが「DomPerignon」などの商品名です。多くの人はおそらくこの商品名だけを見て、シャンパンを選ぶことがほとんどではないでしょうか。そのほか、シャンパンボトルのラベルに記載されている項目には、RMやNM、CM、RCといったアルファベット二文字の記号があります。
これは、ワイナリーの生産業態を表すもので、たとえばRMと書かれていればぶどう農家自らが栽培から瓶詰まで行ったシャンパーニュであるということを表します。この表記に関しては、あまりチェックする人は少ないかと思いますが、それぞれの意味を知っておくとシャンパン選びの際に生産過程をイメージすることができて楽しいです。
このほかにもラベルには、味のタイプやビンテージ表記、ブドウ品種などが書かれています。